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踊るガイコツたち

メキシコはガイコツの国。


メキシコの街中を歩いてみると、いかにこの国の人々がガイコツを身近なものと考えているか、ということに気づかされます。

雑貨、絵画、看板、パッケージ、お菓子・・・

画家も彫刻家も漫画家も好んでガイコツを描く。



とりわけ毎年11月1〜2日の『死者の日 (Dia de Muertos)』が近づくと街中いたる所がガイコツだらけになります。



その日だけこちら側に帰ってくる先祖の魂を迎えてもてなすという伝統行事は

アステカの時代には7〜8月頃に行われていたそうですが、

スペインの侵攻によるキリスト教への改宗の流れの中、

カトリックの祭事である万聖節と万霊節に合わせる形でこの時期に行われるようになったようです。


日本のお盆に似ていますが、その大きな違いはその日がとても賑やかなお祭りであり

人々が皆楽しんでいる、ということです。

ガイコツの形をしたパンや砂糖菓子、ハリボテ人形、マリーゴールドの花などで飾られた

ド派手な祭壇をつくっては死者の魂を迎え入れ、手厚くもてなし一緒に時を過ごすのです。



メキシコ人にとって『死』はマヤ・アステカの死生観の影響もあってか、

『恐怖』や『悲しみ』といった暗さを持たず、

死者は時に現世の人たちと交流し、彼ら自身もまた社会生活を行うような明るさを持っています。




死者を表すガイコツ。

彼らはあちら側の世界でもギターとテキーラ片手に酔っぱらって歌い踊る陽気な姿で描かれ、とても愛されています。

そこには生と死は背中合わせ、どちらにせよ明るく楽しく精一杯生きようという考え方があるのでしょうか。

輪廻転生を伴う仏教の教えがベースにある日本で育った日本人である自分とっては
なんとも共感の持てる考え方です。


マヤ・アステカという確立された世界観を持ちながらも

侵略の歴史の中で新しい価値観と融合させ受け入れてきたメキシコ人の柔軟さが

『死』というものに対する特有の明るさを作り出してきたのかもしれません。



そんな歴史の中で生まれた陽気なガイコツたちが私を惹き付けてやまないのです。



ochoにはメキシコに買い付けに行く度に心奪われ連れ帰ってきたガイコツたちでいっぱいです。















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